電動バイク特集!今キテる「EVバイク」ってどんなの?

トヨタEVの時代、間もなく到来!!

こんにちは!
最近よく聞く「EVバイク」、気になっている人も多いんじゃないでしょうか?
通勤・通学の電車が混んでるときとか、「これバイクだったら楽だな〜」って思ったこと、ありませんか?
でもガソリンバイクはちょっと…っていう人に、今じわじわ来てるのが「電動バイク」なんです!
音も静かだし、排ガスもゼロ。なんだか未来感あるし、見た目もおしゃれ。
というわけで今回は、そんな話題の電動バイク=EVバイクにググッと迫ってみたいと思います!

1. EVバイクってそもそも何?どんな仕組み?

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EVバイクとは、電気モーターとバッテリーで動く二輪車。エンジンの代わりにモーターが回るから、静かでスムーズ。
そして、ガソリンじゃなくて電気で走るので、走行中にCO₂も出ません!
多くのモデルは、家庭用コンセント(100Vまたは200V)で充電可能。
バッテリーを取り外して自宅で充電できるモデルもあって、マンション住まいでも意外とイケちゃいます。

2. EVバイクのいいところって?

2-1. 静かでスマート

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EVバイクに初めて乗った人がまず驚くのが「無音すぎて怖い(笑)」というレベルの静かさ。
エンジンのガラガラ音も排気音もゼロだから、朝の住宅街や深夜の帰宅時でも気兼ねなく乗れます。
エンジンの振動もないので、静か+スムーズな乗り心地がクセになります。
ちなみに、あまりに静かすぎて歩行者に気づかれにくいという声もあるため、車体によっては「人工的に音を出す安全装置」がついているものもあります(HONDA EM1 e: など)。

2-2. 燃料代が格安

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ガソリンバイクが1回の給油で500〜700円くらいかかるとしたら、
EVバイクは1回のフル充電でかかる電気代がだいたい20〜40円程度(電気料金やバッテリー容量によって異なります)。つまり、10分の1以下もザラ。
しかも深夜電力などの割安な時間に充電すればさらにおトク。
毎日の通勤やちょっとした買い物用に使うなら、これだけでもかなりの節約効果です。

2-3. 排気ガスゼロ

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ガソリンを燃やさないので、走行中のCO₂排出はゼロ。
特に都市部では排ガスや騒音の問題が深刻になってきているので、EVバイクの静かさ&クリーンさは大きな価値になっています。
また、最近は再生可能エネルギー由来の電力を使って充電すれば「実質カーボンフリー」な移動手段になる、という考え方も広がっています。

2-4. メンテナンスが楽

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EVバイクはエンジンオイルも冷却水もいりません。
チェーンやタイヤ、ブレーキといった「消耗品系」の整備は必要ですが、エンジン系のトラブルは基本なし。
故障リスクも少なく、日常点検の手間もかなり軽減されます。
たとえばホンダのEM1 e:も「ほぼメンテナンスフリー」な構造を実現しており、定期点検も簡単で費用も抑えられるのがポイントです。

3. EVバイクのちょっと気になるところ:充電時間が長い問題

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「EVバイクっていいな」と思って調べていると、ふと目にするこの言葉——
「フル充電に6時間かかります」
…うん?6時間!? そうなんです。EVバイクは確かにおトクでエコなんですが、「すぐに走りたいときに走れない」ことがあるのは、
ユーザーにとってちょっとしたストレスになることも。

 充電時間ってどれくらい?

実際の充電時間は、モデルや充電環境によってまちまちですが、以下が目安です。

  • ホンダ EM1 e::100V家庭用コンセントで約6時間(出典:ホンダ公式)
  • XEAM UQi Sport:100Vで約7時間、200Vで約4〜5時間(出典:XEAM公式)
  • ZERO SR/F(大型):急速充電200Vで約2.5時間、普通充電で約4.5時間(出典:ZERO公式)
つまり、家庭用コンセントでの充電は「一晩がかり」が基本。ガソリン車のように「スタンドで5分で満タン」とはいきません。

日常使いなら“寝てる間に充電”でOKだけど…
通勤や通学など、毎日決まった時間に使うなら、夜に充電しておけば朝には満タン。そこは意外と問題なし。
でも、予定外に「午後から出かけたい」「もう1本バイト入った」といったときに、「あ、充電してなかった…」となると困ります。
しかも、急速充電に対応していないモデルが多く、「短時間で回復させる手段がない」ことも悩みどころ。

 充電設備もまだ少ない

さらに、EVバイクはEV車と比べても「充電スタンドの数がまだ少ない」のが実情。
EV車用の充電器(CHAdeMOなど)は対応していないことが多く、道の駅や商業施設で“ちょっと充電”ができないケースも。
そのため、多くのユーザーは「自宅充電が基本」「日常の移動距離を計算して使う」といったスタイルで運用しています。

 でも未来は明るい?技術進化中!

とはいえ、これは今まさに進化中の分野。たとえば...

  • HONDA・YAMAHA・SUZUKI・KAWASAKIの4社が合同で進めるバッテリー交換ステーション(=Gachaco)がスタート
  • 取り外し式バッテリーを複数持っておけば、使いながら交換もできるようになる
  • 一部のモデルは、外付けバッテリーで航続距離と充電利便性を拡張中

といった取り組みも進んでおり、数年のうちに「スマホ感覚のチャージ」も夢ではなくなりそうです。

4. 注目モデルを一挙紹介!

4-1. ホンダ EM1 e:

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サイズ(全長×全幅×全高)(mm):1,795×680×1,080

総電力量 最高出力 最大トルク 一充電走行距離 充電時間 メーカー小売希望価格
1.3kWh 1.7kW/540rpm 90N・m/ :25rpm 53km 約6時間 320,100円~

EM1 e:には、ホンダが開発した着脱式バッテリー「モバイルパワーパック e:」を搭載。
このバッテリー、実は他のホンダ製モビリティ(電動カートとか作業用バイク)とも共通で、今後はシェアステーション「Gachaco(ガチャコ)」で交換式サービスにも対応予定。
つまり、将来的には「バッテリー持ち歩かなくてOK」になる可能性もあるんです。これはホンダ機種ならではの展開!

海外製のEVスクーターに比べて、EM1 e:はやっぱり細部の完成度が高いです。

  • スイッチの押し心地
  • メーター表示の視認性
  • サイドスタンドの安定感
  • 雨天走行時の防水性能

など、細かいところに「さすがホンダ」と言いたくなる安心感があります。
長く使うことを考えると、こういう“地味だけど大事なとこ”が効いてきます。

EVバイクってまだ新しい分野だから、「壊れたらどこで直せば…」って不安になる人も多いはず。
でもEM1e:は全国のホンダ正規取扱店でサポートOK。
バッテリーの診断や定期点検など、ホンダ独自の整備ノウハウがちゃんとあるので、「EVバイク=メンテ不安」ってイメージがガラッと変わります。

4-2. XEAMのUQi Sport 2025

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サイズ(全長×全幅×全高)(mm):1685×700×1020

総電力量 最高出力 最大トルク 一充電走行距離 充電時間 メーカー小売希望価格
1kWh 1.2kW 未公表 40km 約5~6時間 273,900円~

niu(ニウ)って海外ではかなり有名なスマートEVブランド。
その中でもUQi Sport2025は、日本の街乗りユーザー向けにちょうどいいサイズ感と設計で登場してるんです。

UQi Sport 2025のバッテリーは48V/21Ah=1.008kWhと、いわゆる1kWhクラスのコンパクトタイプ。
でもポイントは「パナソニック製リチウムイオンセル」を採用しているところ。
信頼性が高いのはもちろん、バッテリーの劣化耐性や発熱管理の面でも国産セルは強みです。
また取り外し式なので、アパートやマンション暮らしでもOK。自宅のコンセントで充電できて、だいたい5〜6時間で満タンになります。

最高出力は最大で1.2kW(定格600W)。
これだけ聞くとパワー控えめに見えるかもですが、UQi Sportの注目ポイントは「BOSCH製インホイールモーター」搭載なところ。
このモーターは低速からの立ち上がりがスムーズで、街中のストップ&ゴーが多いシーンでも安定感があります。
加速感もいわゆる「トコトコ」じゃなくて「シュッ」くらいは来る感じ。EVらしい滑らかさと俊敏さをうまく両立しています。

UQi Sportはスマホアプリ(NIU App)との連携が可能。これが意外と便利。

  • 位置情報の確認(盗難防止にも◎)
  • バッテリー残量の確認
  • ライディング履歴や統計データの表示
  • OTA(ソフトウェアアップデート)対応

など、ちょっとしたスマート機能が詰まっています。
「バイクにアプリ?」って思うかもですが、使ってみると意外と安心できて、未来っぽい感じも楽しめます。

4-3. カワサキ Ninja e‑1

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サイズ(全長×全幅×全高)(mm): 1,980×685×1,105

総電力量 最高出力 最大トルク 一充電走行距離 充電時間 メーカー小売希望価格
3.024kWh 9.0kW/2,600-4,000rpm 40N・m/ 0-1,600rpm 55km 3.7時間×2 1,067,000円~

「カワサキがついに電動スポーツバイクを出した!」と話題になったのがこの Ninja e‑1。
ぱっと見は普通のNinja 400っぽいフルカウルですが、中身は完全EV。
…とはいえ、単なる“静かなバイク”ではないのがこのモデルの面白いところなんです。

Ninja e‑1は、カワサキ独自の「取り外し式リチウムイオンバッテリー」2本を搭載。
1本あたり約1.5kWh(50.4V/30Ah)で、合計3.0kWhの電力量。小型EVバイクとしてはかなり大きめの容量です。
1本ずつ分離して充電できる構成になっていて、たとえばバイクに1本差したまま、もう1本を家で充電する…なんて使い方も可能。
バッテリー重量は約11.5kgとやや重めですが、工具なしで簡単に着脱できるのは実用的。

Ninja e‑1の最大の変化球ポイントがEVバイクでありながら「2段階のギア選択」があるんです。
ECOモード/ROADモードの切り替えのほかに、「e-boost」機能も搭載。
つまり、ライダーが状況に応じて自分で操作を楽しめるEV。
普通のEVバイクは“スロットルひねって終わり”な設計が多い中で、Ninja e‑1は「ライディング体験」をあえて残してるのがカワサキっぽい。

5. 補助金でおトクに?購入前に知っておきたい制度

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EVバイクって、「本体価格がちょっと高いよね…」って感じる人が多いかもしれません。
けれど、国や自治体が出してくれる補助金を使えば、けっこう現実的な価格になります。
ここでは、2025年時点の主要な補助制度を解説します。

 国の補助金:経済産業省「CEV補助金」

正式名称は「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)」
原付EVバイクや電動スクーターも対象(一般ユーザーでも申請OK)
補助額は車両により異なりますが、
一般的に原付一種で最大12万円程度(例:Honda EM1 e: → 約75,000円補助、Niu UQi Sport → 約100,000円補助の場合も)
必ず「CEV補助金対象車両」として登録されていることが条件(登録リストは環境省・CEV公式サイトで公開)

 東京都の補助金

東京都は独自の「ゼロエミッションバイク普及事業補助金」を実施
2024年度実績では最大12万円(車両価格の2分の1まで補助)+リチウムバッテリー交換分も対象になることも
申請は基本的に「購入後の郵送申請」ですが、対応販売店なら代行してくれる場合も

 その他の自治体補助

実は意外と多いのが、地方自治体の独自補助

  • 例:横浜市→最大10万円(EVバイク購入+充電器設置費用補助)
  • 大阪府堺市→2024年度はEVスクーターに一律3万円補助
  • 兵庫県明石市→5万円+充電設備1万円補助(条件あり)

 ポイント:「国+自治体」ダブルで使えることも!

地域によっては「国のCEV補助金」+「自治体の独自補助金」のダブル活用が可能。たとえば…
例)車両価格 40万円のEVバイクを東京都内で購入した場合:

  • 国の補助金:10万円
  • 東京都の補助金:最大12万円
  • 実質負担額:18万円

というパターンもあり得ます。

 注意点と手続き

補助金には「年度ごとの予算上限」があり、予算が尽きると終了することもあります。
自治体によっては「申請前に購入したらNG」という条件がある場合も。
車両の登録書類・納車証明書などが必要になるので、補助金を考えるなら「補助金対応実績のある販売店」での購入が安心。

6. まとめ:あなたもEVバイク、はじめてみる?

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「通勤がもっと快適に!」「休日は音もなくスーッと走る快感を味わいたい!」
そんな風に思ったら、EVバイクを試してみる絶好のタイミングかもしれません。
音が静かで、操作も簡単。ガソリンを入れずにコンセントからエネルギーをチャージできるなんて、ちょっと未来っぽくてワクワクしますよね。
気になる方は、まずはレンタルや試乗からはじめてみてはいかがでしょう?
あなたにピッタリの一台、きっと見つかるはずです!
Let’s EVバイク!!

今回はEVバイクを紹介しましたが、 日本メーカーのおすすめEV車をまとめた記事もありますので、是非ご一読お願いします♪

最後までお読みいただきありがとうございました!!