トヨタEVの時代、間もなく到来!!

トヨタEVの時代、間もなく到来!!

初めまして、車もバイクも大好きな細川と申します!
今後ますます活躍が期待されているEV車。
その中でも「車と行ったらトヨタでしょ!」と個人的な思いで、今回はトヨタのEV車の種類や特徴について調べました。

調べているうちに、さすが世界のトヨタだなぁ。。と感じました。

トヨタEV車の魅力とEV車を乗るなら知っておきたい「V2H」についてもまとめておりますので、
ぜひ最後までお付き合いよろしくお願いいたします!

また海外のEV車に興味のある方はこちらにまとめてありますので、 是非読んでみてください(^^)/

では、レッツゴー!!

1. トヨタEV車の種類

2023年現在、トヨタが展開しているEV車は

  • ① バッテリーEV(BEV)
  • ② プラグインハイブリッド車(PHEV)
  • ③ 水素自動車(FCEV)

の3種類があります。
それぞれの特徴を知って、ぜひ購入時の判断材料にしてください!

1-1. バッテリーEV(BEV)

まず初めはBEV (Battery Electric Vehicle)。
BEVは車載バッテリーに蓄えた電気を使ってモーターを駆動させる自動車です。
トヨタが展開しているBEVは2種類あり、どちらもカーリースのみとなっています。

1-1-1. bZ4X

bz4xの外装
bz4xの内装

トヨタの新しい電気自動車ブランド「bZ」の第1弾モデルです。
bZ4Xのボディサイズは全長4,690mm×全幅1,860mm×全高1,650mmで、トヨタのSUV「RAV4」とほぼ同じサイズです
bZ4Xの充電時間は、以下の通りです。

満充電からの一充電走行距離は487km~559kmと ドライブが好きな方や長距離移動が多い方にも向いています。

そして、bZ4Xの大きな特徴は以下の通りです。

低重心で安定した走行性能
bZ4Xは車の低重心化を実現しています。

bZ4Xは薄型の電池パックをボディの下に配置し、車の低重心化を実現しています。
それにより、操作性アップと車との一体感を感じやすい作りになっています。

広々とした室内空間

電池パックをアンダーボディに配置することによって、 車内に広々とした空間が生まれます。
前席と後席ともにゆとりがありますが、後席の足元スペースは1m以上あります。 お子様の乗り降りも快適に行えそうですね!
また、荷室容量は470Lと、同クラスのSUVとしては十分な大きさといえます。

充実した先進安全装備

bZ4Xには、トヨタの最新の安全技術「Toyota Safety Sense」が標準装備されています。
「Toyota Safety Sense」は様々な安全機能があり、 事故防止や、夜間の運転を助けてくれます。

また、スマートフォンを介して車両の操作や情報を共有できる コネクティッドカーとしての機能も備えています。

バッテリー保証

バッテリーに不具合が発生した場合、 10年20万キロまでの間、無償でバッテリー修理ができます。
また、新車時と比べて充電量が70%以下となった場合は 無償でバッテリー交換を保証しています。

EV車の不安の要素でもあるバッテリーに関して ここまでの保証があるのは魅力的ですね!

bZ4Xのグレードは、前輪駆動の「G」と、四輪駆動の「G Four」の2種類です。 価格は、Gが550万円、G Fourが600万円です。

EV車なのに四輪駆動もあるのか! ・・と車好きの私は驚きました。(四駆大好き男の子)

個人的に、おしゃれな内外装、最新装備、 そして何よりEV車の四輪駆動というのがとても気になります。 一度は乗ってみたい1台ですね!!

1-1-2.  C+ pod

cpodの外装
cpodの内装

C+podはトヨタ自動車が2020年12月に発売した超小型電気自動車(EV)です。
2人乗りの超小型モビリティ、またはマイクロカーに区分されます。

C+podのボディサイズは全長2,490mm×全幅1,290mm×全高1,550mmで、 軽自動車の「ピクシスX」よりも小さく、普通自動車の「ヤリス」の半分程度です。 (ヤリスの半分って、めっちゃコンパクト!)

これにより、狭い道でも取り回しやすく、駐車スペースもコンパクトに抑えることができます。

航続距離は150kmと、長距離は走れませんが、普段の買い物や送り迎えなど、 近距離の移動には十分な距離を実現しています。 また、充電時間も約3時間と短く、日常の使用にとても便利ですね。

C+podの大きな特徴は以下の通りです。

小型でコンパクトなボディ
楽々詰め込めそうな収納スペース

なんといってもやはりそのボディサイズでしょう。 前記しましたが、ヤリスの半分ほどのサイズです。
これにより、操作がしやすかったり、駐車するのが楽になります。

気軽に乗れますね。
ちょっとスーパーまでお買い物ー。なんて場面では重宝できるでしょう。

普段のお買い物なら後ろに楽々詰め込めそうです♪

低価格

C+podは、税抜き165万円からという低価格も魅力です。その低価格から、社用車としても使用されています。
また、国や自治体の補助金を利用すれば、100万円台で購入することも可能だそうです。

C+podは最高速度が60km/hとなっており、高速道路などには向いていませんが、 普段使いという観点からみればピカイチなのではないでしょうか。

C+podはメインで使用するのではなく、サブカーとして使用するのが ベストな使い方かもしれませんね。

1-2. プラグインハイブリッド車(PHEV)

PHEVはガソリンエンジンとバッテリーを組み合わせることで、 電気だけでの走行とガソリンエンジンでの走行の両方を可能にした車種です。

トヨタは、EVよりPHEVに力を入れていることもありラインナップも豊富です。
トヨタが展開しているPHEVは3種類あります。

1-2-1. プリウス PHEV

プリウスPHEVの外装

トヨタの誇るハイブリッドカー【プリウス】にPHEVの機能を搭載したモデルです。

全長4,645mm×全幅1,765mm×全高1,470mmとなっています。
電気だけでの走行距離は60kmと、近距離の移動には十分の距離となっています。

また、最大トルクは330Nm、トランスミッションはCVT、駆動方式はFFとなっています。

比較的運転しやすい車の形になっているので、初めて車を買われる方やあまり車を乗らない方でも操作しやすいのではないでしょうか。 プリウスPHVのメーカー希望小売価格は、4,600,000円(税込)となっています。

1-2-2. RAV4 PHEV

RAV4PHEVの外装

RAV4にPHEVの機能を搭載したモデルです。

プリウスPHEVとの違いはRAV4はSUVです。

SUVは車高が高いため、乗り降りがしやすく、見晴らしが良いというメリットがあります。
また、室内空間が広いため、荷物をたくさん積んだり、大人数で乗れたりするのに適しています。
さらに、4WDで悪路走行に強いため、アウトドアやレジャーにも大活躍です。

車体の大きさは全長4,600mm×全幅1,855mm×全高1,690mmとなっています。
電気だけでの走行距離は95kmと、プリウスPHVより長く走ることができます。
ですが車体が少し大きいため、操作に慣れるまで時間がかかりそうです。。

最大トルクは219Nm、トランスミッションは電気式無段変速機 駆動方式はE-Four(電子制御4WD)となっています。

RAV4PHEVの価格は、4,990,000円(税込)と プリウスPHEVより少し高い値段設定となっています。

1-2-3. ハリアー PHEV

ハリアーの外装

高級SUVハリアーにPHEVの機能を搭載したモデルです。

RAV4と同じSUVですが、ハリアーのほうが高級感がただよいます。

全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mmとなっています。
電気だけでの走行距離は65kmとなっており、RAV4には劣りますが、十分な距離といえるでしょう。

最大トルクは219Nm、トランスミッションは電気式無段変速機、駆動方式はE-Four(電子制御4WD)となっています。

ハリアーPHEVの価格は、6,200,000円(税込)となっています。
RAV4とハリアー、どちらかで迷ったときは、 サイズやデザイン、価格など、自分のニーズや好みに合わせて選ぶと良いと思います!

1-3. 水素自動車(FCEV)

PHFCEVとは、水素と酸素の化学反応で発電した電気でモーターを駆動する車です。
EV車と同様に、走行時に排出ガスを出さないゼロエミッション車です。

トヨタのFCEV車は2種類展開されています。

1-3-1. MIRAI

MIRAIの外装

MIRAIは2014年に発売された世界初の量産型FCEVです。
これまでになかったまったく新しい車で、世界を驚かせました。

全長4,975mm×全幅1,885mm×全高1,470mmとなっています。

MIRAIの航続距離は、750km(WLTCモード)と、EVの航続距離を大きく上回ります。
航続距離750kmは長距離ドライブも難なくこなせそうですね。

また、充填時間は5分と、とても短くなっています。
さらに、モーターの駆動による静粛性と、エンジンとモーターの組み合わせによる加速性能も魅力です。
MIRAIの価格は、7,261,000円(税込)とだいぶお高いようです… ですが環境を重視した車ではピカイチなので、お値段にも納得です。

1-2-2. クラウン FCEV

クラウンFCEVの外装

トヨタのフラッグシップセダンとして展開されているクラウン。
そのクラウンにFCEVの機能を搭載したモデルです。
なんと2023年11月に発表されたばかりのモデルです!

全長4,920mm×全幅1,840mm×全高1,455mmとなっています。
クラウンFCEVの航続距離は、650km(WLTCモード)と、 MIRAIに比べて短くなりますが、それでもEVの航続距離を大きく上回ります。
また、充電時間は5分と、MIRAI同様とても短時間で充電ができます。
クラウンFCEVの価格は、8,300,000円(税込)とMIRAIを超えてきました… ですが、クラウンという点や、FCEVといった点を考慮すれば納得のお値段かと!

2. 2030年 トヨタEVの時代が来る!

さて、ここまでトヨタのEV車の種類を書いてきましたが、一つ思ったことがあります。

それは…

「トヨタのEV車ってまだこれだけしかないんだぁ…」 です。。

そうなんです。
トヨタはEV技術はあるものの、種類がまだすくないんです。
トヨタは、EVの普及には、充電インフラの整備が不可欠であると考えていたため,なかなかEV車には力を入れてこなかったそうです。
そのせいか世間では「トヨタはEVの波に乗り遅れている」 とまで言われてました。

しかし、近年、各国の環境規制の強化や、政府による補助金の導入などにより、 EV車の普及が加速し、充電設備も増えてきています。トヨタも、これらの状況を踏まえ、 EV車の開発に力を入れるようになりました!

そして2021年12月、豊田章男前社長自らものすごい発表がありました。

それは・・・

『2030年までに純EV車を30種類展開する』

2030年までに純EV車を30種類展開

・・・エッ!? 30種類!?すごい数字。
しかもその発表の場にはイメージモデルのEV車がズラリと並んでいます。(何やらGRの文字の車も..)

詳しく説明すると、 トヨタは、2030年までに、30車種のバッテリーEVを展開し、 年間350万台のバッテリーEVを販売する計画を掲げています。

今後、さまざまなセグメントや用途に対応したEVを発売していくとのことで、 具体的には、以下のような車種の発売が予定されています。

  • ① 小型SUV
  • ② コンパクトセダン
  • ③ ミニバン
  • ④ 商用車

商用車がラインナップにあり、前職、配達の仕事をしていた私の感想としては、 配達用の車がEV車になると、ガソリン代も安くなり、 静粛性もあがり、ドライバーのストレスも減るのではないかと考えます。

また、2026年には、航続距離1000kmを実現するとともに、コストを20%削減、 急速充電を20分以下にするという目標を掲げた次世代EVの発売も予定されています。

これはEV車のデメリットの3大要素がそのまま改善されようとしています。
航続距離も1000kmあれば長距離ドライブも可能ですし、 コストが20%削減されれば、購入を考える人も増えるかもしれません。

また、充電時間も20分以下になれば、出先で充電することになっても それほど苦ではない時間ではないでしょうか。

結果的にこのデメリットがEV車購入のネックになっているので、 もし本当に改善されるとすれば、EV車の購入を検討するドライバーが 増え、地球温暖化ストップに貢献できますね。

さすがはトヨタ。私たちのそして世界のニーズを読み取り、 デメリットを改善する姿勢が素晴らしいと思います!

3. 知っておきたいV2H

知っておきたいV2H

来るEV車の時代に知っておきたいことがあります。

それは、V2Hです!

V2Hとは、Vehicle to Homeの略で、電気自動車から家庭に電力を供給するシステムのことです。
EV車のバッテリーを家庭用の蓄電池として利用することで、 災害時の非常用電源や、太陽光発電の余剰電力の活用などに役立ちます。
せっかくEV車に乗り換えたのであればお得に使いたいですよね。

V2Hシステムは、EV車と家庭の電力系統をつなぐための専用の機器と、 EV車のバッテリーを充電・放電するための制御装置で構成されています。
あまり聞いたことがない方が多いかもしれませんが、 もうすでに取り入れてるご家庭も多いんです。
災害の多い日本ですから、もしもの備えがあれば安心ですね。

V2Hに関しての詳しいことはこちらの記事に書いてありますので、是非ご一読ください。

V2Hとは?メリットデメリットから必要コスト・導入ポイントまで【エネタウン.jp】

「V2Hは知っているけど、どんな商品があるかわかんなーい。」
という方は、こちらからどうぞ!

そして、V2Hを検討されている方!
補助金が出るのを知っていましたか?!
せっかく補助金が出るのであればお得に活用したいですね^^

4. まとめ

これまでのトヨタがガソリン車、ハイブリッドカーのリーディングカンパニーであったように、これからEV車でもリーダー的立ち位置を本格的に狙いにいきます。

そうなると、ガソリン車ではなく、EV車が当たり前の世界が来るのも そう遠い未来ではないかもしれませんね。

時代は変わっていくものです。 EV車をお得に、上手に使いこなしていきたいですね。
トヨタさん、よろしくお願いします!

今回はトヨタのEV車を紹介しましたが、 日本メーカーのおすすめEV車をまとめた記事もありますので、是非ご一読お願いします♪

以上、細川がお送りしました。

最後までお読みいただきありがとうございました(*‘∀‘)